ブログ実験について考察する

おかげさまで、本ブログを立ち上げてから1週間ちょっとが経過した。完全に毎日とはいえないが、そこそこのペースで書いてきて少ないサンプルながらも自分なりに見えてきた箇所について触れてみよう。


ブログで好き放題書けたか?

当初、このブログに書く文章は全部駄文と言い切ったが、それは同時に「自分の思いつくままにタラタラと書くこと」を想定した発言である。が、実際に蓋を開けてみるとこれがなかなかうまくいかない。自分の机の引き出しにしまう日記ならいざ知らず、誰にでも見られる場所に置くブログだと、おのずと書くことが出来る内容に制限が生まれてしまう。特に私の場合は自分の名前をそのままサイト名にしているからなおさらだ。
せっかく、仕事では絶対触れないことを書こうと思っていても、2月5日の記事などその典型なのだが、いざ読む人間が同業者だったら、取引先の人間だったら……と思ううちに腰が引けてくる。2ちゃんねるのような匿名掲示板ならともかく、意外と書く側の責任を暗に感じるメディアだなと感じたのが今日までの率直な感想だ。


前田ひろゆきの実験はまだまだ続く

ブログの特徴として、記事を有機的にリンクしていくトラックバックとコメントがある。ありがたいことにこの1週間ちょっとの間とはいえ記事にトラックバックがついており、そのリンク先も読ませていただいた。
送り手と受け手が完全に分かれている本の世界と比べて、まったく縁もゆかりもない人の意見が聞けるというのは大変面白いし、参考になった。直接コメントなりで回答しようかとも考えたが、やはり自分の書くもので応えていくべきといういささか旧態然の考えゆえに、この場で間接的に意見を書いていらっしゃった方々にはお礼の言葉を申し上げる。


はっきり言って、文字装飾もない、テンプレートまんまのページデザインに、画像ひとつない地味な画面。せっかく実験場を銘打つのあれば、この場を使っていろいろ出来ることを模索してみたいと思う。