宇宙ステーションに謎の付着物、相次ぐ異常の原因か

いきなり、この見出しを見てワクワクしてしまった人もいるのではないだろうか? かくいう私もその一人なのだが、映画でも小説でもなく現実のニュース報道にあった見出しなのだ。


宇宙ステーションに謎の付着物、相次ぐ異常の原因か
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20050127i502.htm
[読売新聞2005年1月27日より]


昭和40年代生まれの私には、21世紀というとファッションは三角をデザインにあしらった全身タイツにアンテナ、空には透明なチューブが張り巡らされていて、その中をエアカーが飛んでいる……。科学万能を絵に描いたような、なんともレトロな未来像だが、それほどに「未来」というものに隠世の感があったのも確かだった。
それだけに、2001年の正月を迎えたときは「あれ、こんなもん?」と拍子抜けした感じでもあった。新世紀といったところで特に生活が変わったわけでもない。まあ、現実そんなもんなんだろうが、もうちょっと何かあってもいいんじゃない?と思ったのもまた事実。


そこに来てこの報道。まさに「キタ━(゜∀゜)━ッ!!」って感じ。だって、「宇宙ステーション」ですよ!「謎の付着物」ですよ!「相次ぐ異常」ですよ! これほどまでにツッコミどころ満載の見出しなんて早々見られるもんじゃない。新聞の見出しで21世紀を実感したのは初めてだよ、ホント。


でも、ふと周りを見回すと気が付かないだけで、身の回りは21世紀のガジェットに囲まれていたりする。エアカーこそ走ってはいないが燃料電池バスやハイブリッドカーは実用段階になっているし、この辺の話題はid:hiropapa0:20050131に触れた通り。実は知らないうちに「未来」になっていたというわけだ。


それにしても、この謎の正体は何なのだろう?